ペッカリーの部屋

アクセスカウンタ

zoom RSS オイラ、ペッカリーの「ヘソイノシシとなり」

  作成日時 : 2011/10/28 15:17   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 16 / トラックバック 0 / コメント 0

★オイラの「ヘソイノシシとなり」

画像


今から三千年前、オイラは今のエクアドル南海岸で迷子になった。そんなオイラを保護してくれたのは、弟と妹を連れたトナという13才のお兄ちゃん。トナは人々の人望を集める村長(むらおさ)アタワと優しい母トトの子で、オイラも家族の一員として可愛がられたの。

そこでオイラは、人の心の声が解る不思議な力を持つことになったんだ。一方、トナは土器作りに才能を開花させた。ある日トナはオイラの姿に似せた土偶を作った。とても愉快な姿のね。海山の幸が豊かで平和な村は、時折地震や火山の噴火に見舞われた。そこでトナは、人々の心を明るくしようと考えたんだ。

ところがある日オイラは、トナの妹メメの身代わりとなり山猫に命を断たれた。家族はオイラの死を心から悼み、オイラの土偶をオイラ同様大切にしてくれた。その時から土偶には、オイラの魂が宿った。そして三千年の時が過ぎたんだ。

ある時、誰かがオイラを土の中から掘り出し、オイラは複数の持ち主の間を転々とする。そして五十年前に太平洋を越えエクアドルを訪れた日本人に買い取られ海を渡り、岡山の小さな漁村にあるBIZEN中南米美術館へとやって来たんだよ。その日本人ってのは・・・そう、今の館長のおじいちゃん。

そうそう、オイラときどき「ペカちゃんは三千才なの!?」って聞かれるんだけど、じつは九才^^; 土の中に埋もれた時、歳をとらなくなっちゃったんだ。で、今でも九才。そもそも土偶が歳を取るかどうかって問題もあるけど、魂も九才のままってことね。

オイラは今日も館長やスタッフ、そして来館者に可愛がられながら彼らの心の声に耳を傾けている。そして三千年経った今もトナが望んだ通り、みんなの心をいやし笑顔の輪を拡げている。でもこの頃ふと思うんだ。実はオイラこそ、みんなの笑顔で元気づけられてるんじゃないかってね。

それから、みんな勘違いしないでね。オイラはカキオコの守護神役をやってるけど、本物の神さまなんかじゃない。だからみんなの願いを叶えるのは無理なんだ。でも、オイラの目をよく見て話しかけてみて。みんなの立場で、お話を一生懸命聞くからね。


●これがオイラ誕生の歴史。公式=学術的には、オイラがエクアドルのチョレーラで紀元前1200〜紀元前200年頃生まれた身長16cm、体重450gの動物象形土偶・・・という以外、何も分かっていないんだ。でもオイラ自身は知っている。オイラのヘソイノシシとなりをね(^_-)☆

じゃあ、もう一度最初のページに帰ってね。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 16
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
かわいい かわいい かわいい
面白い 面白い
驚いた
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文

オイラ、ペッカリーの「ヘソイノシシとなり」 ペッカリーの部屋/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる